明日海りおからもうひとこと！

2020.07.22

誌面には掲載しきれなかったこぼれエピソードをお届け。宝塚退団後の明日海りおが、映画「ムーラン」への意気込みとステイホームの過ごし方を語ります。

「ディズニープリンセスへの憧れを汚してはいけないなと思いました」

初めて尽くしのことだったので、オーディションのときは自信をもってやりきることができませんでした。それが悔しくもあり、「やりたかったな…」って思いを諦めきれず…。なのでオーディションの台本を捨てられず、結果が出るまで持っていることにしました。ドキドキしながら待っていて、合格の連絡をいただいたときはとても嬉しかったです。

実際に日本版声優を担当することが発表されたとき、本当にいろんな方からご連絡をいただきました。なかでも「私、ムーランが一番好きなんです！」と言ってくれた後輩が何人もいたんですよ。朝の5・6時くらいに「私はムーランに特別な思い入れがあって…」「明日海さんがムーランを演じてくれるのがとても嬉しいです」なんて熱意のこもったLINEが来ました。そういってくれた子たちのディズニープリンセスへの憧れを汚してはいけないなと思いました。

「ステイホームの期間中、映画を観る時間を新鮮に楽しめました」

ステイホームの期間中、少なくとも１日１本は洋画邦画を問わず映画を観ていました。いろいろな作品を観ましたが、それぞれに異なる“味わい”があるんです。派手に起承転結があるものがあれば、ロードムービーのようなまったりと時間が流れていくものまで。監督さんによってこんなに違うんだなって思いました。それから、役者さんの目の動きやカメラのアングルなど、細かい所作や撮り方をじっくりと研究しながら、映画を観る時間を新鮮に楽しめました。だから、早く芝居がしたいですね。舞台や、もし映像でもチャンスをいただけたなら、この機会に学んだことを生かしたいと思います。

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