この夏もっとも胸が熱くなる映画『弱虫ペダル』を予習しよう
2020.07.22
累計2500万部突破、青春スポーツ漫画の金字塔『弱虫ペダル』が初の実写映画化。今回は公開に先駆けて、本作品の見どころを少しだけご紹介。期待の新人エース役を演じた伊藤健太郎が語る撮影裏話も!
迫力満点の走行シーンは一切CGなし!「死ぬ気でやった」
地元・千葉から秋葉原にママチャリで通うアニメ好きの少年・小野田坂道(King & Prince・永瀬廉)。総北高校に入学し、念願のアニメ研究部に入部しようとするも、休部を知りショックを受ける。そんなとき、坂道の自転車の走りを見た同級生の今泉俊輔(伊藤健太郎)から、自転車レースの勝負を申し込まれる。
自転車での走行シーンは、実際にキャストたちが走っている。撮影前から本物の部活動さながらのハードな練習を積み、本番に挑んだという。
「激坂をのぼるシーンが数多くあるのですが、そのシーンはしんどいお芝居ではなくて、本当にしんどい顔だったりとか飛び込む姿になっているので、そこは画になったら素敵なものになっていると思います。でも、撮影している最中は、これはなかなかきついなっていうのがいっぱいありましたね。坂道役の永瀬君とふたりで走った後も、自転車からおりてそのまま道路に倒れこんでしまう事がありました。死ぬ気でやっていました」
胸を打たれること間違いなし!リアルな「達成感」を味わおう
自転車で走る楽しさを初めて感じた坂道は、自転車競技部に入部。尊敬できる先輩たちとの出会いによって、思わぬ才能を発揮する。そして迎えた県大会。レギュラーメンバーに選ばれた坂道は、初めてできた仲間とともに、インターハイ出場を懸けたレースに挑むことに…。
個人競技のイメージが強いが、実はチームスポーツのサイクルロードレース。キャストたちが本気で挑んだからこそ伝わってくる、熱い姿や仲間との絆は見どころだ。
「チームメイトと一緒に走ってるときや、ゴールを終えたあと、しんどいけどその山を乗り越えたときっていうのはすごい達成感がありましたし、すごく楽しいなと思う瞬間でした。リアルに自転車に乗ってる方々と似たような感覚なのかな」
きっと応援したくなる、誰かに想いを伝えたくなる、映画『弱虫ペダル』。気になる続きはぜひ劇場で!
出演映画情報
©2020 映画「弱虫ペダル」製作委員会 ©渡辺航(秋田書店)2008
8月14日(金)全国公開
アニメ好きの少年・小野田坂道が出合ったのはチームで戦うサイクルロードレース。ペダルは回したぶんだけ、強く早く、前に進む。たとえ限界でも、仲間のためならきっと超えられる。その想いが起こす熱い奇跡の物語。