『山猫は眠らない8 暗殺者の終幕』の準主役に大抜擢! 秋元才加が語る、 まだまだ眠らない「山猫」の魅力

2020.06.19

トム・ベレンジャー演じる最強のスナイパーが活躍する戦争アクション『山猫は眠らない』のシリーズの最新作『山猫は眠らない8 暗殺者の終幕』が2020年8月14日(金)に公開予定。主人公を狙う「レディ・デス」役でハリウッド映画初出演となった秋元才加に映画の見どころやシリーズの魅力について話をうかがった。

『山猫は眠らない8 暗殺者の終幕』
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――このたびはハリウッドデビュー、おめでとうございます。今回のスナイパー役はいかがでしたか?

 いつか海外の作品に出演できたらいいな、とぼんやり考えていたんですけど、実際に話が決まると意外と実感がなくて(笑)。本当につい最近、出演が正式に発表になって初めて「自分はすごい作品に出ていたんだ」と感じています。撮影現場ではリアルな銃でガンアクションをさせていただいたんですが、スナイパーのミッションは短期決戦で、撃つときは絶対に一発で仕留めなければいけない、という緊張感が銃を持つ手から伝わってくるんですよ。息を吐いたり、吸ったり、その小さな呼吸だけで弾丸の位置がズレてしまう。そういう心理戦に近いような緊迫感を持って演じていました。

――「山猫は眠らない」シリーズについてはどのような印象をお持ちですか?

 本当に長く続いているシリーズだとは聞いていたんですが、ミリタリーやガンアクションといったジャンルはきっかけがなくて、今回のお話をきっかけに拝見しました。日本の作品と比べて圧倒的に規模が違いますし、トム・ベレンジャーさんのカッコよさを再認識しました。前作の『山猫は眠らない7 狙撃手の血統』では女性の捜査官が銃を持ってともに戦う場面もあって、その方のお芝居の仕方や立ち居振る舞いは参考になりました。

――ムービープラスではこれまでのシリーズが全作放送されます。視聴者の方にメッセージをお願いします。

 『山猫は眠らない』は、1作目から毛色を変えて、どんどんリニューアルしているシリーズです。トム・ベレンジャーさんが変わらずに出演されているので、1作目から順番に観ても、いきなり『8』観てから、第1作目に戻って観るのも楽しいと思います。今回の新作の発表について、「まだ眠ってないのかよ!」とか、「もうそろそろ眠らせてやれよ!」って言う方が多くて笑ってしまったのですが(笑)、これまでの「山猫」とはまったく違う仕上がりになっていると思うので、ぜひ見比べていただきたいです。
 私はスティーヴン・セガールさんの「沈黙シリーズ」を観ながら、母や祖母に「あなたも強い女性になって、アクションのできる女優さんになったらいいね」と言われて育ってきたので、最新作を観て「強い女性って、なんかカッコいいかも」「アクションって面白いかも」って思ってもらえたらうれしいですね。カーレ・アンドリュース監督が私たちを描いたイラストを映画の公式Twitterで発表して、これも話題になっています。監督はもともとアメコミのアーティストなので、それを踏まえて観ていただくと、「だからこういう作品になったのか!」とわかっていただけると思います。ラストシーンまで見逃せない作品になっていますので、ぜひよろしくお願いいたします。

ヘアメイク:中畑薫/スタイリング:加藤万紀子/
衣装提供:ブラウス、スカート…MSGM(アオイ)
ピアス、リング……apm MONACO(APM TOKYO 銀座店)

秋元才加(あきもと・さやか)
1988年7月26日生まれ。千葉県出身。2006年、AKB48第2期生としてデビューし、チームKのキャプテンを務める。2013年のグループ卒業後は女優として映画、ドラマ、舞台への出演や、スポーツ番組『B.LEAGUEウィークリーハイライト』(BS11)のMC、映画『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス』マンティス役の吹替など幅広く活躍中。

『山猫は眠らない8 暗殺者の終幕』
監督:カーレ・アンドリュース/出演:チャド・マイケル・コリンズ、秋元才加、トム・ベレンジャーほか/8月14日(金)公開予定

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