“野球ロス”にも効く!? おすすめ野球映画
2020.04.16
世界的な新型コロナウイルスの流行で、シーズン開幕が延期になった今年だけでなく、野球ファンにとって長い冬の期間を越すために役立つおすすめ映画をお届け。
- 野球映画の王道 夢を追いかけるプレイヤーたちの物語
- 選手たちを見つめるスカウトたちの物語もいい
- 番外編:あの名優が演じる伝説のGM
野球映画の王道 夢を追いかけるプレイヤーたちの物語
フィールド・オブ・ドリームス
MLBの選手やGM(ゼネラルマネージャー)も好きな映画に挙げることが多い、まさにベースボールの原点といえる作品。ファンタジー要素がありながら、八百長事件で追放された実在選手が物語の核という点が、地に足のついた人間ドラマにさせている。観るとキャッチボールがしたくなる一本。
スターチャンネル2
- フィールド・オブ・ドリームス
[字]2020年5月7日 前11.45~後1.45 [再]=13・21 ※スターチャンネル3で吹替版放送あり
ナチュラル
オールド・ルーキー(2002)が実在の35歳のルーキーなら、こちらはフィクションの世界の35歳のルーキー。才能がありながら銃撃され、プロ入りが遅れた主人公を描くドラマ。 オールド・ルーキーの主人公が投手なのに対し、打席にも立つので、ホームランをかっ飛ばす爽快感があるのも良いポイント。
スターチャンネル1
- ナチュラル[ディレクターズ・カット版]
[字]2020年5月23日前8.30~11.05 [再]=27
選手たちを見つめるスカウトたちの物語もいい
ミリオンダラー・アーム
インド人初のメジャーリーガーを発掘したスカウトを描いた物語。だが映画化は少々拙速だったようで、この物語に描かれた選手は、2018年にメジャーリーグのチームではなくWWEと契約している。しかし、この映画のあと、アフリカ人初のメジャーリーガーの誕生や、ドイツ人メジャーリーガーの活躍が起こるなど、今までにない地域の選手が活躍しているのも事実だ。
人生の特等席
クリント・イーストウッド主演による、ある老スカウトの物語。視力の衰えたかつての名スカウトと、その娘の家族の再生を描く。野球映画というよりもヒューマンドラマが主軸だが、野球を知っていると、より主人公を理解できるかもしれない。
番外編:あの名優が演じる伝説のGM
マネーボール
選手がプレーする姿や、スカウトたちの感動秘話を映画で見るのもいいが、チームを編成する姿にもドラマがある。ブラッド・ピットが、2000年代初頭~2010年ごろのメジャーリーグに絶大な影響を与えた名GM(ゼネラルマネージャー)を好演。現在は常識でも、当時は誰もしたことがない手法で、葛藤しながらチームを強くしていく姿は、純粋にドラマとしても唯一無二。この映画に欠点があるとしたら、現実のアスレチックスが優勝できず、作品に綺麗なオチがつかなかったことくらいだ。